平成28年厚生労働省剣友会稽古始めに当たって

明けましておめでとう御座います。

「健康保持・増進、生涯学習を心掛けて、【基本に忠実】な取組みをして行きたい」と厚生労働省剣友会の稽古始めでご挨拶申し上げ、当会師範(剣道教士八段)田村徹先生にお願い申し上げたところです。

 会員の皆さんはご承知のとおり、剣道は「世界に誇れる日本文化の所産」であり、その目指すところは「剣の修練による人間形成」です。

 その形成された姿とは、「剣道を正しく学び・心身を錬磨して旺盛なる気力を養い・剣道の特性を通じて礼節を尊び・信義を重んじ誠を尽して・常に自己修養に努め・以って国家社会を愛して・広く人類の平和繁栄に寄与せんとする」ことの出来るような人と成ることです。これが現代剣道修養の基本です。

 古から剣道の訓えにあります、

「切り結ぶ 太刀の下こそ地獄なれ 一歩進め 先は極楽」を基本に「いずれかを勝ちと定めん いずれかを負けと申さん 相の相打ち」

の出来るような技の習得に取組み、何時の日にか近世の剣聖山岡鉄舟先生の

「晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は変わらざりけり」

の境地が理解できるように 「事情錬磨」 を心掛けて取組みをして行くことを年頭にあたり祈願したところです。

 本年もよろしくご指導御高誼を賜りますようお願い申し上げ年頭のご挨拶と致します。

平成28年 正月
厚生労働省剣友会会長 小俣 明二

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